ロイターの記事によりますと、米通信機器大手のモトローラ、4000人の追加
人員削減計画を発表したことが明らかになりました。
今回、モトローラが人員削減を実施に追い込まれた主な要因といたしまして、
携帯電話の販売低迷が響いて第1・四半期決算が赤字に転落したことが
あげられております。
すでにモトローラは、黒字回復を目指してコスト削減を進めています。
ちなみにモトローラは、今回の削減数も含めた今年の雇用削減数は合計
7500人となる見込みとされております。
また、モトローラは追加人員削減に伴い、今年中に約3億ドル、1株当たり
約0.08ドルのリストラ関連特損を計上する見通しも明らかにしました。
モトローラは追加人員削減や他の支出抑制策などによって08年のコスト削減
効果を6億ドルと見込んでいるとされております。
今回の追加人員削減の発表は米国株式市場の引け後に行われました。
このため、モトローラ株は時間外取引でニューヨーク証券取引所終値の18.28ドル
から一時1%上伸し、18.46ドルに達したもようです。
すでに成熟期にある携帯電話事業を今後どう発展させていくかが、モトローラ社
にとって急務とされている中で、ここまで大幅なコスト削減策を導入しなければ
ならない状態での事業活動は困難極めますが何とかクリアすることを願います。
「以下の記事より引用」
(ロイター)
『米モトローラが4000人の追加人員削減発表』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070531-00000069-reu-bus_all
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