ロイターの記事によりますと武田薬品工業 は、米国バイオ製薬会社の
アルケミックスとアプタマー医薬品開発に関する共同研究を行うことで
合意したことが明らかになりました。
アプタマーとは核酸の一種にあたり、化学的安定性など低分子化合物
と抗体の両方の特性を備えているとされております。
こうしたことをうけ、今現在、さまざまな疾患に適用が可能になると期待
されており、それ以外にも研究開発期間の短縮やコスト低減への期待
もあるとされております。
アルケミックスは、武田が提示する3つの創薬ターゲットに基づいてアプ
タマー医薬品の候補化合物を開発することが決まっております。
武田は、今回の共同開発からのアプタマー医薬品について全世界での
独占的研究・開発・製造・販売権を獲得することとなりました。
また、アルケミックスに契約一時金600万ドル、研究費、販売額に基づく
ロイヤルティなどを支払うこととなっております。
アプタマーは多目的、他分野に応用することが期待されているので、今後
同社からアプタマーに関する発表に注目したいと思います。
【引用もとの記事】
(ロイター)
『武田薬、米バイオ製薬会社とアプタマー医薬品を共同研究』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070611-00000797-reu-bus_all
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