ポケット株の仕組みについてですが、例えば今、目の前に新鋭画家の絵に猛烈に
惚れ込んでしまい、どうしても投資したいとします。
新鋭とはいえ、価格は30万円と、絵画に関して素人にとっては結構な値段がつい
ていますので、投資するかどうか迷っています。
そして、予想が的中すれば、数年後海外でも高い評価を受けることとなり、30万円
で購入した絵画は100万円に値上がりすれば70万円の利益となります。
逆に全く世間から評価されずに、値下がりするかもしれませんが、これも立派な
投資であることから、リスクについては納得しています。
しかし、やはり30万円の絵画となると、そう簡単に投資することはできません。
そして、画廊の主人に相談すると、購入しやすくするために引換券を販売する
ことで絵画を手にすることができると提案しました。
これはどういうことかといえば、一枚の絵画を分割して売ることはできないので、
絵画そのものではなく、引換券を10発行し、これを売り、10人を超えましたら
あらたな絵画を買ってまた引換券を売るというものです。
この引換券の価値は、絵画の価格と連動しております。
こうしたことから、10分の1の金額で、10分の1の投資ができることとなります。
ですので、絵画が30万円なら、3万円で投資出来、また100万円なら10万円となり、
引換券に関しましては、画廊のご主人がいつでも時価で買い取ってくれます。
この引換券の仕組みがまさにカバードワラントにおけるポケット株の仕組みです。
この引換券には満期があって、そのときどきの時価で清算されることとなります。
ポケット株(絵画)が100万円になっていれば、オプション(引換券)は10万円で
清算されることとなり、3万円で購入していたのであれば7万円の利益となります。
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