いよいよ、今年も株主総会のシーズンがやってまいりました。
今週から株主総会の開催が本格化しますが、配当や投資ファンドなど機関投資家
が増える中、経営側は個人株主を取り込んで議案を成立させようと、総会にあの
手この手の工夫を凝らし始めた。
思惑通りに個人投資家を味方に付けることは各企業本当に大変そうです。
毎日新聞の記事によりますと、外食大手、グルメ杵屋の株主総会会場には、八つ
の屋台が登場し、来場した自社メニュー株主に振舞ったようです。
また、飲食店チェーン、コロワイドは総会で、株主に3000円分の食事券と生チョコ
レートのお土産をプレゼントしたとされております。
驚くべきことに、お土産は、電子メールなどで、あらかじめ株主の好みを調査し、
厳選するという涙ぐましい努力のかいあってか出席者は前年より約5割も増加した
そうなので、やるべき価値は十分にあるようです。
今、話題の米投資ファンドから買収を仕掛けられているブルドックソースは24日
にロイヤルパークホテルで開くことが予定されております。
時代はここ数年で大きく変わり、関連企業同士による持ち合いが減少する中、
企業経営者は、新たな安定株主として個人投資家に着目しています。
しかし、期待通りに個人株主が味方になる保証はどこにもありません。
個人株主はもはや、もの言わぬ株主という存在ではなくなりつつあります。
株主優待や総会でのイベントで企業ファンにした後も、しっかりと事業内容や
業績を分かりやすく説明する努力が一層求められているそうです。
【引用もとの記事】
(毎日新聞)
『<株主総会>今週から本格化 個人株主取り込みに工夫凝らす』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070617-00000003-mai-bus_all
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