eワラントではタイムディケイを意識 - eワラントとポケット株が分かるカバードワラント入門

eワラントは権利を売買するという考え方からオプション取引に近いです。権利を売買
するといった意味がいまいち理解しずらいので混乱される要因となっています。



また、eワラントは株式投資のように投資している銘柄の株を保有し続けることができ
ません。そして、eワラントはタイムディケイといって時間の経過とともに価値が減少し
てしまいますので、基本的には短期売買で運用するのが基本です。



ですので、いくら上昇局面にあるとはいえ無理に週末を持ち越すのは得策とはいえま
せん。万一週末のニューヨーク市場が暴落した場合は月曜日は嵐が吹きます。



週末をもちこしたがために、eワラントの価値は減少し、さらに週明けから売りの嵐を
浴びせられている状態が株式市場でおこれば当然大きな影響を受けます。



株式投資を長年行っているとeワラントのこうしたスピード重視な点についていけない
方が少なくありません。短期売買に対して危険視する向きが強いです。



しかし、実際に投資する上で短期であっても長期であってもリスクが同程度あるわけ
ですから、短期売買のメリットに目を向けられることをおすすめします。



特に、世界的な金融危機により株式投資の場合は中長期で運用しても利益がでずら
い状況にあるだけにeワラントのようなスピード重視の投資の魅力が際立っています。