基本的にeワラントをはじめとした
カバードワラントには取引に対する有効期限があり
ますので、
株式投資のように好きなだけ保有し続けることができません。
eワラントは株式を一定価格で買いつける権利、もしくは売りつける権利を行使出来る
期間が予めが決まってます。この期間の最終日を満期日または、権利行使日といい
ますして、こうした点が
eワラントを混乱させる要因の一つでもあります。
そして、
コール型では満期時に原資産価格が権利行使価格以上なっていない場合
にはワラントの価値がゼロになってしまいます。
プット型の場合には満期時に原資産価格が権利行使価格以下になっていない場合
には、やはりワラントの価値がゼロになってしまいます。
基本的に権利を行使しなければ損失は元本に限定されていますが、この点では注意
が必要です。カバードワラントの中にはヨーロッピアンオプション型といって、満期時
にのみ
権利行使が可能なものがございます。
満期時において原資産の価格が権利行使価格を上回っている場合は、権利行使が
自動的に行われます。また、eワラントは長期でのタイムディケイの面から言っても
長期運用には不向きですので満期前に決済すべきです。
※
権利行使価格
あらかじめ決められております原資産を売買する価格のことで、
コール型の場合には購入価格、プット型の場合は売却価格のことです。
※
原資産価格
最初に投資した価格のことをいいます。
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